丹後半島のキレイな海に遊びに行くなら、釣りと丹後王国がおススメ!
丹後半島は、京都府北部の日本海に突き出した、京丹後市、与謝郡、宮津市を含んだ半島です。
特に日本三景の一つの天橋立は有名ですが、最近ではドラマ「満天のゴール」の舞台にもなった舟屋のある伊根町の人気も上昇中です。
青く澄んだ海が広がる景色だけでも感動モノの丹後半島ですが、釣りのメッカでもありますし、小さな子供連れのご家族に人気の、丹後王国も訪れてみたい!!
大人も子供も食べて遊んで満足できる丹後半島!
丹後半島では、本格的な釣りも出来ますが、コチラでは家族でも楽しめる釣りのポイントや、鳴き砂で有名な琴引き浜、丹後王国での食や遊び等に関しても、京丹後市出身の私が詳しくご案内しますので、最後まで見て頂ければと思います。
こんな魅力的な丹後半島は、とても1日や2日で全部を回りきることは出来ませんが、ポイントを絞って訪れてもらえれば、リピーターになる事間違いないでしょう。
この記事では、1日~2日で楽しめる丹後半島の見どころを厳選して、その特徴やアクセス方法などを詳しくまとめてみました。
丹後半島周辺は、間人(たいざ)カニのブランド蟹でも有名なので高級旅館も多いんですが、今回は釣りや観光に便利な格安ホテルと旅館情報もご紹介しますね。
丹後半島で是非訪れたい「琴引き浜」と「丹後王国」の見どころ
丹後半島といえば、やっぱり海!
場所によって変わるエメラルドブルーの輝きは、見る人を魅了すること間違いありません。
ただ、最近は西日本最大級の道の駅 丹後王国「食のみやこ」の人気も上昇中なんですよ。
コチラでは是非訪問して欲しい「琴引き浜」と「丹後王国」の見どころを中心に紹介しますので、参考にしてみて下さい。
琴引き浜は海の青さと白い鳴き砂が眩しくて感触と音が堪らない!
日本の音風景百選、日本の渚百選、日本の青松百選など数々の百選に選ばれてる琴引き浜は、
地域全体で環境保全に力を入れている、世界初の禁煙ビーチです。
砂浜の多い丹後半島でも、鳴き砂が楽しめるのは、不思議なことに琴引き浜だけ。
歩くたびに、クックって鳴る音はとても心地いいですし、音だけじゃなく踏んだ足の感覚も、何とも言えない感触でクセになります。
なんで砂が鳴くんでしょう・・・・
それは砂の成分の石英なんです。
キレイに洗われて、表面の摩擦係数が大きくなった石英の砂粒は、踏んだりして大きな力が加わり、動いたり静止したりを繰り返すことによって、振動が始まって音が出るという仕組みのようです。
キレイっていうのが肝で、タバコの灰やゴミ等で少しでも汚れると、摩擦が無くなり砂は鳴かなくなります。
それだけ琴引き浜の砂浜がキレイっていうことでもあり、禁煙でもあるんですね。
琴引き浜は、海水浴場になっているので、夏は人の多さとパラソルのカラフルさで、とても賑やかになりますが、海水浴シーズン以外でも足湯とか楽しめますので、是非訪れてみて下さいね。
春や秋の早朝の、ひんやりとした砂も気持ちいいですし、砂浜に座って、潮風の中でただ海を見ながら波の音を聴くっていうのもアリ!
目を閉じて波の音に包まれれば、いつの間にか心の疲れが取れていくので不思議です。
琴引き浜の場所と駐車場等について
バスで行けないこともありませんが、一番近くのバス停からでも1㎞以上は歩くことになります。
KTR網野駅からだと、車で10分ちょっとで行ける距離ですね。
駐車場は1日1000円(現時点の料金)で、500台分停められるスペースがあります。
キャンプやバーベキュースペース(当日先着順)もありますので、色んな楽しみ方ができるでしょう。
浜辺にある温泉の足湯は、
4/21~6月末まで 足湯として開設
7月~8月末まで 通常入浴可能
9月~11月頃まで 足湯として開設
※上記予定になっていますが、天候等で変更になる事もありますのでご了承ください
私が学生の頃、毎日のように行っていた琴引き浜には、鳴き砂博物館とかありませんでしたが、寄ってみるのもいいかも!
子供とか喜ぶでしょうね~。
鳴き砂は、乾いていることが条件の一つにもなりますので、行かれる前後に雨が降らないように、テルテル坊主の準備も忘れずに~。
また砂が細かいので、サンダルか砂が入ってもいいような履物で行ってくださいね。
丹後王国は大人も子供も楽しめる「食のみやこ」
丹後王国の入り口ですが、4年前は、
こんなにデカい、カニのオブジェがあったりしました。
やっぱり丹後といえばカニが有名ですからね。
コチラの丹後王国、子供連れの家族やカップル、そしてご年配の方と年齢を問わない人気スポットになりました。
到着時でも帰られる時でも構いませんので、まず寄って頂きたいのが、
工場直営の本店舗には、”丹後王国にしかない”お漬物も販売していて、大人気のへしこの白菜漬は是体に買っておきたい一品です。
丹後王国は入場料無料なのが嬉しい!
敷地内は花が咲き、広場や芝すべりも家族連れに大人気。
アスレチックや乗馬等もあるんですよ。
(芝すべり・アスレチック・乗馬等は有料)
遊びにも事欠かないでしょう。
そして、もちろん食にも期待が膨らみますよね~。
この他にも、ホテル丹後王国のレストランtangoも営業されています。
私も何店か伺いましたが、どれも美味しそうで迷うこと必至です。
シーズンはお店も混雑しますので、早い時間に入店されるのがおススメ!
2年前になりますが、私たちが訪問したのは、山と海 with 日本海牧場。
とろとろ牛すじカレーですが、これが想像以上にイケました。
マジで美味しかったです。
そしてローストビーフ丼。
料金はそれなりでしたが、ガッツリといけます。
焼肉丼も食べ応えアリ。
ビーフシチューセットもまずまずでした。
丹後王国の「食」は、まだまだありますので、食べる方でも楽しみ満載です。
もちろん丹後ならではのお土産売り場もありますよ。
見て食べて遊べる丹後王国で、丹後を満喫してください。
丹後王国の場所と駐車場
山間の道を走るので、目印になるものも特になく、ナビが頼りになるでしょうけど、間違えるような道は無いので大丈夫です。
ただ、連休等はかなり混雑が予想されますので、少しでも早く行かれた方がいいでしょう。
駐車場は入場料と同じく無料で、約500台のスペースがあります。
開園時間は、平日が9:00~17:00で、土日祝が9:00~21:00(17:00以降はレストランのみ)となり、休演日は火曜日です。
丹後半島で家族で釣りをするなら間人(たいざ)がおススメの理由
<浅い岩場でのガナ釣りーこんなに浅いところで大物が!>
丹後半島は釣りのポイントも数えきれないくらいあって、大物狙いの本格的な釣りから、家族で楽しめる釣りまで、様々な釣りが楽しめます。
その中でも家族で楽しめるポイントが間人(たいざ)なんです。
城嶋のガナ釣りとアジ釣り
間人の中でも個人的に大好きなのが、この城嶋です。
以前は駐車場も、城嶋公園駐車場に20台くらい停められたんですが、最近、一部が個人の敷地になったのか、停められる台数が減りましたので、朝早めがいいでしょう。
トイレも、この駐車場の所にあります。
釣りのポイントは、城嶋公園にかかる橋の付近、その奥の堤防2ヶ所、そしてさらに奥の岩場です。
車を停めたら橋がありますので、そちらの方へ。
五目釣りなら年中大丈夫で、アジならやっぱり秋がいいでしょう。
この近辺は波も穏やかで、家族連れで賑わっています。
岩場の突先の方は大物狙いの釣り人に人気のポイント。
突先の方は子供には危険ですが、岩場の中に数多くある浅いところがガナ釣りのポイントとなります。
浅いという意味では安全ですが、岩場だけにコケたりすると大怪我をしますし、濡れた岩はよく滑るので要注意!!
子供がいる時は、大人と一緒に手を繋いでゆっくりと移動して下さいね。
リールと竿の安いセット+おもり付きの針にボイルでも生でもいいので冷凍のエビを付ければ、それだけでOK!
ガナ釣りも楽しんでみて下さい。
釣れた時に、結構引くのでハマります。
間人漁港は家族連れの釣りに最適
堤防等からはアオリイカも釣れますが、子供は漁港から釣るのが安全です。
家族連れなら、サビキでアジ、ベラ、アナハゼ、カワハギ等で、チョイ投げでキスやカレイも狙ってみましょう。
車がすぐ近くに置けるというのが、家族連れにとってはポイント高いですよね。
車内で休憩したり、食事をすることもできるのが何よりイイ!
ただ、トイレがちょっと離れているので、トイレに行かれるときは車がいいでしょう。
場所は、にしがき間人店の東側にある、京丹後市商工会丹後支所内です。
夏は親水プールが子供に大人気
なんと、岩場の中の浅瀬に作られていて、夏は海水浴、他のシーズンは釣りのポイントにもなるプール。
小魚や小さなカニなんかも居るので、子供は大はしゃぎ間違い無し!
ただ、近くにはここしか駐車場が無いので、海水浴シーズンは、いつも溢れるくらいの車で満車になっています。
シーズン中は少しでも早く行くしかありませんが、夏以外の釣りで行く時は、ほぼ空いていますので、この近くのスポットで楽しめますよ。
間人周辺ばかりの情報でしたが、ココは丹後半島全体の中では1%も無いくらい。
それだけ丹後半島は海に恵まれた素敵な半島なんです。
また他の場所の情報もアップする予定ですので、お楽しみにして下さい。
丹後半島周辺のおすすめホテル
丹後半島の周辺には、素敵なホテルや旅館が本当に数多くあり、場所や内容によって料金も高級なところから格安のところまで千差万別といった感じです。
ただ、全体的にカニのシーズンは料金は高くなりますね。
今回はそんな中でも、料理も美味しくてコスパもいいホテル・旅館を3軒ご案内しますので、参考にしてみて下さい。
心をほどく体験と心が躍る蟹と魚 海辺のうまし宿 とト屋
この「心をほどく体験と心が躍る蟹と魚 海辺のうまし宿 とト屋」は、食も遊びも堪能できる、楽天トラベルマイスターに選ばれたこともあるくらい大人気の旅館。
女将のおもてなしが最高との評判で、リピーターのお客さんもかなり多いようです。
釣りにも行けますし、海水浴シーズンは水着のまま行けちゃいます。
一番の特徴は、オリジナルの青の洞窟プランで、感動的体験ができること。
そして、もし遊ぶところ釣りのスポット等も、相談すれば色々教えてくれるので、初めて訪れた人でも安心です。
地元の事を愛している女将やスタッフだからこそ、ですね。
客室からの景色には、思わず感動の声が漏れてしまう・・・・
青い海と空もいいですが、夕日は見とれてしまいますね。
くつろぐこと間違いのないお部屋です。
まずは、コチラの部屋の写真だけでも見てください!
冬のせこガニ(メスの蟹)は、本当に、本当に絶品で、私の身内は「この世で一番おいしい食べ物」とまで言っているくらい。
カニの時期でなくても、とト屋の料理は舌を唸らせてくれることでしょう。
伊根の舟屋 雅
この「伊根の舟屋 雅」は、泊食分離の温泉宿で、雅(舟屋)、風雅(舟屋)、香雅(主屋)からなる温泉付き泊食分離の温泉宿泊施設です。
1日3組限定で、12歳未満の子供は不可となっていますが、普通の宿とは異なる雰囲気は、日常を忘れさせてくれます。
プラン一覧にもありますが、コスパ的には5人で行かれるのがおススメ!
一番の特徴は、伊根湾を一望できる露天風呂で、奥伊根温泉のお湯を楽しめることでしょう。
そして天橋立までも、車で30分ほどの距離なので、少し足を延ばせば日本三景も堪能できますね。
西日本名湯百選の自家堀天然温泉は、「かけ流し」のナトリウム – 炭酸水素塩泉。
その湯量・成分・泉質は非常に良く、湯治の湯として有名な近隣の温泉地にも負けない、つるつる・すべすべの肌あたりとなっています。
目の前に広がる雄大な水平線。
色を変えながらゆっくりと暮れてゆく海と、風と波の音をBGMに、ときに満天の星を眺めながら忘我の境地に・・・・
評価の高さで満足度が分かります。
やはり温泉の評価が高くなっていますが、それも伊根のもつロケーションの良さに他なりません。
間人温泉郷 昭恋館 よ志のや
この「間人温泉郷 昭恋館 よ志のや」は、メディアにも取り上げられたりしている、海の幸の料理や温泉が人気の旅館です。
一番の特徴は、料理はもちろんですが、四季折々の日本海を楽しめる露天風呂と、アメリカ人彫刻家による古き良き日本を表現したアートなお風呂です。
美味しい日本海の海の幸を堪能して、ゆっくりとその日本海を見ながらのお風呂は至極の時間となるでしょう。
昭恋館のお風呂は、貸切(先着順)のお風呂や、古き良き時代を感じるアートなお風呂も人気ですが、やはり夏は漁船の漁火、冬は雪景色等の四季折々の表情を見せる日本海を見ながらの露天風呂がおススメです。
国内で唯一「かに料理・現代の名工」を京都府から賜った、元祖カニフルコースの宿でもあるので、特別な記念日等に食べてみたいものです。
まとめ
丹後半島は、豊富な海の幸で、「食」だけの旅行でも満足できますが、釣り、丹後半島の観光、丹後王国等で、大人も子供も十分に楽しめる、おススメの観光地です。
その丹後半島で、食べたり遊んだりが堪能できるスポットと、周辺のおすすめホテル情報をご紹介しました。
丹後半島は、四季を通して観光だけじゃなく、食や釣りや海水浴、キャンプ等の遊びでも人気のスポットになっていて、訪れる方も増加傾向にあります。
12月から3月はカニ料理で各旅館やホテルが賑わいますが、海の幸が豊富な丹後半島は一年中美味しい魚料理を食べることが出来るんです。
春:サヨリ・メバル・イサキ・マダイ・わかめ
夏:シロイカ・タチウオ・トリガイ・サザエ
秋:アオリイカ・カレイ・ハタハタ・ニギス・グジ
冬:松葉ガニ・ブリ・牡蠣・アンコウ・ヒラメ
等々まだまだあります。
海がハンパ無くキレイなので、天橋立や経ヶ岬などの自然景観も人気ですが、丹後ちりめんや伊根の舟屋などの伝統文化にも触れる機会があればいいですね。
そして丹後半島は、古代から大陸との交流が盛んだったため、巨大な古墳や小野小町ゆかりの地などの歴史的スポットも数多くあるんですよ。
丹後半島を訪れる際には、半島自体が広くて遊びや釣り等のスポットも多いので、しっかりプランを立ててからがいいでしょう。
とト屋のように、宿泊先自体のオリジナル観光もあったりするので、そういったところも喜ばれてます。
お気に入りの同じ場所を何度も訪れても飽きることがありませんし、少しずつスポットを変えながら何度も訪問して丹後の新しい顔を発見するのも素敵です。
丹後半島に魅せられて、ファンの仲間入りになって頂けますように!
コメント